シャンプーボトルの底にできてしまうぬめりってものすごく気持ち悪いですよね。
ぬめり対策としてはシャンプーボトルの底を拭きとるか、底の部分を浮かして乾燥させておくことがあります。
しかし、お風呂に入るたびにシャンプーボトルの底を拭くのは面倒ですし、底を浮かすためにボトルラックを使うと収納スペースをとってしまいます。
一人暮らしの方は特にそうですが、お風呂のスペースは限りがあるので、できれば収納スペースはあまり使わずおしゃれに見せたいですよね。
そんな悩みを解決してくれる100均商品がセリアに売っているので紹介します。
シャンプーボトルのぬめりの原因は?
そもそもなぜシャンプーボトルの底にぬめりができるのか?
それは「ロドトルラ」という酵母菌のせいです。
このロドトルラは下記のような特徴があります。
空気中に存在する。 繁殖スピードがとても速い。 健康な人には害はない
空気中に常に存在しているので完全に消去することはまず不可能。
よって、「繁殖させないように気を付ける」ことが大切になってきます。
繁殖スピードは非常に早く、一度完全にぬめりを取りきっても5日ぐらい放置していると再び元通りになってしまうほど。
害はほとんどないのですが、他のカビ菌と比較すると繁殖スピードが速いのが大きな特徴です。
そしてやっかいなのは、ぬめりが生じているということは、他の黒カビなども発生しやすい環境にあるということになります。
ぬめり対策にはつり下げ収納がおすすめ
では繁殖させないようにするのはどうすればいいのか?
答えは非常に簡単で、ボトルを清潔にして水分に触れさせなければいいのです。
ボトルを清潔にするといっても布で拭きとるようなことをする必要ななく、お風呂上りに軽く水をすすぐだけで大丈夫です。
その後は吊り下げ収納して換気扇を回せば十分水分はとびます。
ボトル置きに置く方は布で拭きとる方法もあるのですが、下記の理由のとおり吊り下げて収納する方が圧倒的におすすめです。
ぬめり取りをするのではなくぬめり自体を発生させないのが最大の対策というわけです。
いちいち布で拭く手間がない 乾くのが早い 収納スペースをとらない
セリアのボトルハンギングフックは実用的でおしゃれ
僕もいろいろ検討したのですが、100均セリアのステンレス製ボトルハンギングフックが一番おすすめです。
理由は下記のとおりです。
ステンレス製で錆びにくいのでお風呂には実用的 デザインもシンプルかつおしゃれ 収納スペースとらない
なんといってもステンレス製でシンプルなデザインが気に入っています。
このデザインであればどんなボトルとも合わせやすいので汎用性が高いと思います。
留め金とかがないので不安定になるかと思っていましたが、実際に吊り下げてみると思った以上にフィットして安定します。プラスチック製のものも多くありますが、プラスチックはステンレスよりも劣化が速いので耐久性という点でもすべてステンレスになっているもののほうがおすすめです。さらに、デザインもプラスチックのフックと比べると生活感がなくなりチャープな感じになります。
備え付けのタオル掛けもステンレス製のものが多いので、プラスチックと比べるとよりフィットしているように感じます。1ヶ月以上使用していますが、お風呂上がる前にさっと冷水をかけるだけで底のぬめりは全くつきません。
収納時の注意点
今回紹介したセリアのボトルハンギングフックは吊り下げて収納するものなので、下記のような点に注意が必要です。
シャンプーボトルにしっかり取り付ける 耐荷重量800gなので強く押さない
よく聞くのがフックを付けたままシャンプーボトルをプッシュしたら、ボトルが落ちてしまい中身がこぼれてしまったというものです。
シャンプーボトルの構造にもよるのですが、蓋を閉めるときにフックが引っかからないようにしないと落ちやすくなるようです。
装着したらまずはずれが生じていないかの確認を行いましょう。
そして忘れてはいけないのが耐荷重量が800gということ。
吊り下げたままシャンプーボトルをプッシュしてしまうと、一時的ではあるもののそこそこの負荷がかかります。
力加減がうまい人はそのまま使っても問題ないと思いますが、できればボトルを持ちながらプッシュするのが無難かと思います。
ちなみに僕は力加減に失敗しそうなので使うときだけボトルを床に置いてからプッシュします。
まとめ
お風呂の収納には単にスペースを活用するだけでなく、カビやぬめりの予防にも気を付けないといけないので大変ですよね。
今回紹介したセリアのボトルハンギングフックであれば、手間はほとんどかからずおしゃれに収納することができるので非常におすすめです。
お金も100円しかかからないので気になった方はぜひ一度試してみてください。